今夜放送! TV東京「ワールドビジネスサテライト」で佐々木製茶が紹介されます!!

日本茶のEUへの輸出に追い風となるか?
EUの日本茶輸入関税撤廃に向け、明日7月6日ベルギーで政府間交渉が
行われます。
このニュースをテレビ東京さんが、掛川市の佐々木製茶を訪れ、日本茶の
生産者そして輸出業者が自身の立場でどうとらえているかという観点で、
インタビュー取材を行いました。
WBS
7月5日、「ワールドビジネスサテライト」の番組スタッフが、
掛川中央茶業のあら茶工場長、龍崎克範さんの茶畑
佐々木製茶の研究室、仕上げ工場
をそれぞれ訪れ、
日本茶の輸出拡大に向け何が課題なのか、どこに勝機があるのか?
などを取材していかれました。
現在、EUでは日本茶を輸入する際、3kg以上で袋詰めしたもので
あれば無税、3kg未満の場合に3.2%の関税がかけられています。

当社は100gや1kgパックのお茶を輸出することが多く、この関税が
撤廃されることは大変有り難く、輸出量拡大のチャンスととらえています。

しかし、番組で紹介されたように、EUへ輸出する際の最大の障壁は
「残留農薬基準」の違いなんです。世界の中では最も厳しい数値が
設定させているため、基本的には無農薬栽培や有機栽培したお茶で
ないとクリアできる確率が低いのです。

幸い、農水省をはじめ関係者の長年の努力により、日本の有機JAS
認定を受けたお茶であれば、EUでもオーガニック茶として流通できる
ようになったことで、当社の有機栽培茶はEUに問題無く輸出することが
できるようになり、順調に実績を伸ばしております。

また、平成28年度の統計では、日本茶の生産量のうち、有機JASの
格付けがされたお茶の比率は、約3.3%と圧倒的に少ないこともあり、
当社も同様の問題に直面しています。量が集まらないんです。

そこで当社は、有機栽培でない慣行栽培のお茶でもEU基準をクリア
できないか、研究室で徹底的に研究し、防除案を策定。龍崎さんを
はじめとした生産家の皆さんに協力を求めました。

その結果、「かねじょう」の茶園は、できるだけ低農薬で育てることを
実践し、慣行栽培品でもEU基準値をクリアできる、というお茶を
たくさんつくれるよう頑張っています。



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